やなさん32Tap原理基板用フィルタ係数(案1)

設計値 ( DSD256 用): サンプリング周波数: 11289.6 MHz, Fpass: 100 kHz, Fstop: 800 kHz

係数〔計算値)から求めた抵抗値(kΩ)と特性
(前半分だけ,後半は折返す)

144.6582
95.6615
56.8395
36.8598
25.5018
18.5835
14.1412
11.1721
9.1261
7.6840
6.6534
5.9142
5.3901
5.0316
4.8077
4.7000



E24 系列の抵抗値による組合わせと実際の特性
この抵抗値を用いた場合は,図では正規化してあるが,実際のゲインは 3.36 倍 ( 10.53 dB ) である。
3.3 V 出力に接続すると,LL1538 などの低電圧入力用に設計されたトランスでは過大入力となるおそれがある。
(抵抗値は,9.1 kΩ 以外は秋月の利久金被の在庫のある値を用いる。)
抵抗値の,計算値からの誤差により,阻止域の特性が乱れている。

82+68 150.00
68+27 95.00
56+0.82 56.82
33+3.9 36.90
24+1.5 25.50
18+0.56 18.56
12+2.2 14.20
8.2+3 11.20
9.1 9.10
6.8+0.82 7.62
3.9+2.7 6.60
5.1+0.82 5.92
3.9+1.5 5.40
4.7+0.33 5.03
4.7+0.1 4.80
4.7 4.70



参考: やなさんの 32Tap 部品表の抵抗値から計算した特性(ゲインは2倍 (6 dB)



E24系列とE96系列の抵抗を混ぜて使った場合(単位 kΩ)

E24_E96_Mix 誤差(%)
10000 10M -1.88153
1100 1M+100k -0.23614
391.5 390k+1.5k -0.01497
171 120k+51k 0.115311
87.1 82k+5.1k 0.247802
49.7 47k+2.7k -0.09537
30.82 30k+820 -0.21475
20.47 20k+470 -0.12094
14.43 12k+2.43k 0.1111
10.768 10k+768 0.053371
8.44 8.2k+240 -0.01554
6.915 6.8k+115 0.019305
5.916 5.6k+316 -0.00858
5.269 5.1k+169 0.007871
4.882 4.7k+182 -0.00145
4.7 4.7k 0


トランスの入力電圧と歪の関係の例

Rundahl のデータ・シートには歪のカーブが掲載されていないので,代わりに Jensen の JT-MB-D の歪カーブを示す。
入力電圧が大きいと低域で歪が増加する。右図の横軸の単位は dBu 。